【製造】2019年入社 福岡県出身 M.N.

※2024年3月取材当時の内容です

―入社を決めた理由をお聞かせください。

主に理由としては2つあって、ざっくりいうと「クルマが好きだったから」「地元を離れて自立したかった」ということですかね。自分は少年時代からすごくクルマが好きで工業高校の自動車科に進学、自動車部に入部してラリー競技に取り組んでいました。高校2年生の時に参加したラリーで、たまたまその場にいらっしゃったダンロップモータースポーツの方から「高校生でラリーって珍しいね。自動車部だったらタイヤを組み替えてみる?」と声を掛けられたことがあったんです。実際にリム組み体験などを体験させて頂いて、貴重な経験が出来たのが思い出に残っていますね。それ以来「ダンロップ」に対してすごくポジティブなイメージを持つようになって、ここの求人票を見つけたときにすぐ応募することを決めましたね(笑)あとは、親元を離れて自立したかったというのも理由の一つですね。前述の通りクルマ好きなので、自動車の聖地である「豊田市」にこの会社があったというのも、応募の決め手になりましたね。

―現在はどのような仕事に携わられていますか?

前工程の一つである、押出工程で働いています。この工程では、タイヤの中で唯一地面に接する部材である「トレッド」を作っています。具体的な作業としては、「➀「押出機」という設備を用いたトレッド製造」「➁専用のゴム練り」「➂完成品のチェック」「④後工程への部材運搬」と4つあります。とにかく次工程に不良品を流さないよう意識して作業していますね。仕事のやりがいとしては、やっぱり自分はクルマが好きなので、作った部材がスポーツカーに採用されていると聞いたときは、そのクルマづくりに携われたというヨロコビを感じますね。職場の雰囲気としても、お喋りで多趣味な方が多いと感じますね。時に冗談を交え笑いながら、時に真剣に言葉を重ねあいながら、和気藹々とした雰囲気で仕事をさせてもらっていると思います。

―これからの目標を教えてください。

愛車のためにも頑張ります!
愛車のためにも頑張ります!

尊敬している先輩に少しでも近づきたいと思っています。その方は非常に仕事も的確なのですが、性格もポジティブで、どんなに苦しい状況でもめげずに頑張っている姿を見て、少しでもその背中に近づけるように日々奮闘しているところです。また、後輩の存在も刺激になっています。今年久しぶりに後輩が職場に入ってきて自分が教育係をしたのですが、その子はとても仕事の飲み込みが早くて優秀なので、「追いつかせまい」と自分の闘争心にも火がついてますね(笑)将来的には、班長や職長といったポストも目指したいと思っています。あとは趣味の話なのですが、自分の車はリッター4kmくらいしか走ってくれないので、その燃費代をしっかり稼ぐのも一つの目標かもしれませんね(笑)

―住友ゴム工業に入社して、良かったと思うことは何ですか?

自分は福岡県出身なのですが、やっぱり寮があるのがすごくよかったですね。家賃も安いですし、食事が休日にも提供されるので助かっています。親からはよく「ちゃんとご飯食べてる?」と連絡が来るのですが、その点については安心させられる材料があるのがいいですね(笑)「豊田市」という立地も自分にとってはちょうどいいと思っていまして、都会過ぎず・田舎すぎずいいバランスだと思います。都会に行きたかったら、名古屋に1時間弱で行けますからね。

―最後に、高校生の皆さんへメッセージをお願いします。

学生から社会人へと立場が変化することに不安を持つ方もいらっしゃるかと思います。確かに社会人になると学生の時と比べて自由な時間は減りますが、「できること」の幅は格段に広がります。ぜひ、学生の内から「社会人になったらこんなことをやってみたい/こんな風になりたい」といった夢・目標を持ってほしいと思います。進路を選ぶ際の「軸」にもなりますし、何より進むべき方向が明確であることは日々を充実させることに繋がると思います。一方で、時間にゆとりのある今だからこそ、友人やご家族との思い出をたくさん作るなど、後悔の無いように学生生活を過ごしてほしいと思います。